背が低いのはヤだけど

女性アイドルと若手俳優

少し前に転職した話と近況報告

私は昨年の今頃、転職先が決まりました。転職してから自体はまだ一年経ってませんが、転職活動開始からは一年経ったので記そうと思います。年明けバタバタしていてやっとあけましておめでとうの記事がこれですが、観劇しながら職探しをしていた話が誰かの参考になりますように。

 

 

転職を決意した経緯

前職は好きで入った業界。趣味を仕事にするのは結論から言うと私はダメでした。最初は楽しかったです。若者の中では比較的早くそれっぽい役職をいただいたり、認められて嬉しかった。(単純に人がいなかっただけ)でも楽しかったのは最初だけで、社長が替わり上司が替わり、気付いたら対人ストレスで何もかも楽しくなくて。

観劇だけが楽しみになっていきました。推しだけが生きがい。友人と遊ぶために外に出る気力がどんどん失われていき、辛いから推しを求めて、観劇して、何もかも買って会えない時の癒やしにして、遠征して舞台観に行って…を繰り返していたらお金がなくなりました。その時思ったんですよね。あ、転職しよう って。

 

 

方法と条件

年齢的に周りにまだ転職経験者なんていなくて、どうしたらいいのか分からなかったのでエージェントを利用しました。とにかく前職が嫌という思いと勢いで転職活動を始めたので、希望条件とか業種とか漠然としてました。正直エージェントもお仕事なので、利用者(私)が転職が決まって実績が出来ないと困るわけです。だから「営業とか向いてるんじゃないですか?」とか勧めてくるわけで。ぜっっっったい向いていないと思うし、病みそう…とか友人に愚痴ったりしながら考えていると条件が絞られていきます。

土日祝休みor土日含め希望休が取れるシフト制

②通勤時間

①は言わずもがな、推しに会うためです。ブラックでなければ満たされるはずですが、ちゃんと休みが取れる=残業時間も多くないでしょみたいな思いも含みつつ。残業はあってもいいんですが、ない日もあって欲しい理由は②へ。

②実際これは引っ越してしまえば良いし、通勤時間は短い方が嬉しいですが、あまり短いのはエージェントに伝え辛い。あと幅が狭まるせいで営業職につきたくもない。職探しに妥当な範囲で、都会から出ない程度に設定しました。だって職場が都会なら残業なければ退社後にソワレ観に行けるかもしれないから。3つくらい優先順位をつけた気がしますがあと1つは忘れました。職種は漠然とやってみたいことがあったので後で書きますが、エージェントから希望以外で提示された中で覚えているのは回線の営業職、ウエディングプランナー、学校法人など。

 

 

職探し中の推し活

役職付きであった手前、すんなり辞められるとは思わなかったので会社に黙って転職活動をしていました。定時退社日は守られていたため、定時退社日に働いたその足で19時から面接。でも観劇は生きがいだからなかったら面接を受ける力も湧いてこない。休みは固定ではなかったので、マチネ前に友人分の当日券に一緒に並んで、私は面接を受けに行って、戻ってソワレは観劇。

週5で働いて定時退社日以外は残業、休みの日は観劇して転職活動だったので当時はしんどかったです。でも観劇の日に面接って、スケジュール詰め込むのが楽しいみたいなところがありませんか?私はちょっと楽しかったです。

時期的に寒いじゃないですか。だからパンツスーツで転職活動して、観劇の時はパンツはそのままにトップスだけ着替えてました。働いた後に面接に行く時は出勤をスキニーにして、その上からパンツスーツを履いてしまう。新卒じゃないので集団面接もなく、私が受けた会社はどこも机挟んで喋る面接だったので、中にスキニー履いて多少ごわついていたとしても多分気に留めたりされてないと思います。面接官やったことないので知りませんが。スーツは薄いしA4書類入るバッグになら入るので、観劇の時にスキニーでそのまま見てしまうのはオススメです。あとトップス着替えるとか言いつつ、よくワイシャツの上からVネックニットを着ていました。推しに転職活動頑張ってるよ~って言っていたし全身スーツで観劇しても良かったんですが、やっぱりスーツで観劇って個人的に味気なくて、せめて少しは可愛い色着たいのでニットとワイシャツとスキニーで観劇していました。ワイシャツは脱ぐ時もあるけどこの時期寒いので着ていたら少しは温かいし。

 

職が決まるまで

あまり真面目に転職活動していなかったと思います。というか当時の仕事に関する記憶がありません。嫌だったから*1、転職活動も仕事に結びつくものとして嫌な記憶として処理されているのかもしれません。観劇日に面接受けた場合の記憶は少しあるので、楽しいこととセットだと覚えているみたいです。

最初はITのとある職種*2で受けていました。前職に全く関係もなく、大したスキルは持っていません。 面接は30分程度ですが、その後CABという適正チェックを受けます。大企業の新卒とかならもっと時間を取るかもしれませんが、転職なのでだいたいどこも45分程度。他分野の方にも分かりやすくいうなら、SPIですね。面接の度に受けるので、一回の面接で一時間半くらいです。適正チェックで出題される問題の範囲はほぼ一緒とはいえ、毎回計算はしなきゃいけないしめんどくさいな~って思いました。

「志望動機は?」「給与が高くて年間休日が120日以上あるからです」言えないけど。

正直転職活動めんどくさいな~って思い始めた時点でまだ3社くらいしか受けてなかったんですが、そこに至るまでの履歴書と職務経歴書を書くにあたり自己分析とかしていると「私って何も持っていないな」って思ってしまい、前職で病んでいる最中なので無価値な人間に思えてしまっていて。気分転換に分野はITだけど今受けてるのとは少し違うものを受けたら、面接30分だけで終わって拍子抜けしました。適正チェック受けなくていいの?!!!!やったー!!!!気が楽になった。その次に受けたところが雰囲気良かったし、スキルアップの補助もしっかりしていたのでそこに決めました。現在は最初に受けていたのとは違うITのお仕事をしています。*3もとの方も自己学習はしていますが本格的にそっち方面に向かうとするといくらでもこだわれるし、時間がないと思います。推し活の。*4

 

 

職が決まってからと今

前職の退職日の翌日が、現職の入社日でした。確かに辞めさせてもらえなかったのはあるんですが、退職日がギリギリなのは無理矢理有給を入れてこの日からもう働きませんってしたせい。実際入社日の前日まで働いてはいません。前日は推しの舞台観てました。*5

 

私はお金がないってなった時、『どうせ転職したとしても同じ給料しかもらえないのなら、転職して今よりストレスがない場所で同じ給料もらえばいい!』って思えたので、抜け出すことが出来ました。自分に自信もないし未来なんて開けている気がしないし、抜け出すのに勇気はいる。でも私はあれ以上耐えられなかったので、数年いて情もあったけど辞めました。元同僚は文句を言いながら、話を効く限り私がいた時より酷い環境でまだ働いています。心も辛くなったりしたけど、職探し中に推しとの接触で「転職活動してる」って伝えた時に応援してくれて気にかけてくれて、それを心の支えに職探ししました。あと現場で友人に会えることも良い気分転換だった。抜け出して良かったです。

 

オタクしながら転職、秋の始まり頃はよくそんなブログを見かけた気がします。最近あまり見かけないのは無事に転職先が決まったのか、それとも決まらず元のところで忙しさにまみれているのか。良い方だといいなと願ってます。

 

 仕事がバタバタしていて記事をゆっくり書く時間はないですが、刀ミュはもちろん通ってますしエーステも毎日楽しんでます。春のチケットも少しだけ確保出来て安心しています。他にも単発で見に行ってます。元気です。あけましておめでとうございました!!今年もよろしくお願いいたします!

*1:仕事に行くとなるとお腹が痛くなり、涙が出て、酒を煽り、毎日辞めたいって言っていた

*2:身バレ怖いのでざっくり

*3:身バレは困るので具体的な職種は伏せます

*4:大事

*5:辞めさせてもらえずギリギリなことに変わりはなくて、有給は使いきれませんでしたけど